2012年06月19日

巴マミ「あーすっごいオナラでるわよ……でるわよ……」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 22:27:40.68 ID:se5GtFbV0

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2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 22:32:57.49 ID:7GhGrw8g0

まどか「ウェヒヒ、まだかなまだかな」

さやか「もう、マミさん、待たせすぎですよ」

杏子「まだかよ、マミ」

ほむら「早く出しなさい、巴マミ」

マミ「急かさないの。今、腸内で最終発酵中よ」


(家の外)

キリカ(アレは何してるんだろう)

織莉子(キリカ、見ちゃ駄目)


3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 22:38:24.00 ID:7GhGrw8g0

マミ「そろそろかしら」

まどか「わくわく」

さやか「どきどき」

杏子「ごっくん」

ほむら「ハァハァ」



(窓の外)

キリカ(どうして黄色お尻の周りに皆集まっているんだろうか?)

織莉子(見ては駄目だと言ってるでしょう)

織莉子(!! もしかして、キリカ。お尻に興味あるの?)

キュゥべえ「うん」






5:安心しろ。違う。:2012/06/18(月) 22:42:35.98 ID:7GhGrw8g0

マミ「5!」

まどか「4!」

さやか「3!」

杏子「2!」

ほむら「1!」



(窓の外)

キリカ(織莉子織莉子、次はゼロだよ。どうなるんだろうね)

織莉子(キリカ……お尻好きなの?)

キュゥべえ「だからさっきから言っているじゃないか」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 22:45:55.21 ID:7GhGrw8g0

マミ「0!」




(窓の外)

キリカ「……」

織莉子「……」

キュゥべえ「美国織莉子、僕はお尻が好きだよ?」

キリカ「何も起こらないね」

織莉子「ええ」


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 22:46:52.52 ID:tteVjrSu0

嫌な予感しかしない


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 22:48:30.46 ID:7GhGrw8g0

マミ「……」

まどか「……」

さやか「……」

杏子「……」

ほむら「……」

マミ「……グスッ……」

まどか「マミさん……」

さやか「マミさん、大丈夫だよ」

杏子「そうそう。オナラくらいいつだって出せるさ」

ほむら「ええ、その通りだわ。気に病む必要はないのよ」

マミ「いつよ!!」


(窓の外)

キリカ(わけがわからないよ)

織莉子(そうね)

キュゥべえ「呉キリカのお尻でもいいんだけどな」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 22:51:32.77 ID:7GhGrw8g0

マミ「いつ出るのよ! いつ出てくるのよ!」

まどか「マミさん……」

さやか「……」

杏子「マミ……」

ほむら「巴マミ、それ以上は止めて」

マミ「何を……!」

ほむら「いずれは私たちの身にも起こることだから」



(窓の外)

キリカ(これは、何の集まりなんだろうね)

織莉子(便秘愛好会、かしら)

キリカ(それは随分マニアックなんだね)

キュゥべえ「マニアックと言えば君たちのお尻を……」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 22:53:17.13 ID:agq+V2oW0

久々にスレタイで笑った


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 22:53:54.52 ID:7GhGrw8g0

ほむら「いずれは私たちにも同じ日がやってくるのよ」

さやか「うぐっ……」

杏子「ちっ……」

まどか「ほむらちゃん……マミさん……」

ほむら「オナラの出なくなる日がやってくるのよ」



(窓の外)

キリカ(オナラの出なくなる日だって)

織莉子(それは便利ではないのかしら?)

キリカ(オナラだけなのかな?)

キュゥべえ「いや、僕はオナラ以外でもいける口だよ」


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 22:58:16.37 ID:7GhGrw8g0

ほむら「魔法少女には魔力さえあれば新陳代謝は必要ない」

さやか「ゾンビだもんね……」

杏子「魔力さえあれば、か」

ほむら「気付いてしまったのね。精神ではなく肉体が」

マミ「トイレに行くわ」

まどか「マミさん」

マミ「どいて、鹿目さん。私はトイレに行きたいの」


(窓の外)

キリカ(トイレを妨害しているよ)

織莉子(まあ、お漏らしさせる気?)

キリカ(私は、織莉子が望むならいつだって)

キュゥべえ「漏らす前にはとりあえず僕の上に座ってくれないか、呉キリカ」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 23:02:20.95 ID:7GhGrw8g0

マミ「私はトイレに行くのよ」

さやか「マミさん……」

ほむら「トイレに行ってどうする気?」

杏子「お、おい、ほむら」

マミ「馬鹿なことを言わないで。トイレで何をするって言うの?」

ほむら「そうね。今の貴女には、何もないんじゃないかしら」

マミ「……!!」

マミ「私は……」



(窓の外)

キリカ(私たちもそうなるのかな)

織莉子(さあ。キュゥべえに聞いてみましょうか)

キュゥべえ「なるよ」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 23:05:51.46 ID:7GhGrw8g0

ほむら「オナラすら出ないのだから、排泄物はもう何も出ないのでしょう?」

さやか「そんな……」

杏子「マミは、この中じゃ一番古株だからな」

ほむら「肉体が悟ってしまったのよ」

ほむら「『この身体に通常の新陳代謝は必要ない』と」

ほむら「『この身体は人間の身体ではない』と」

ほむら「『バケモノの身体だ』と」



(窓の外)

キリカ(バケモノだよ、織莉子)

織莉子(だとしても、キリカとはお揃いよ)

キリカ(そっか。それなら私も構わないよ)

キュゥべえ「それを聞いて僕も安心したよ」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 23:10:03.76 ID:7GhGrw8g0

マミ「違う……私は人間だから……トイレにだって行くの、オナラだって出るの」

ほむら「だったら、出してみなさい」

まどか「ほむらちゃん、もう……いいよ」

ほむら「貴女がオナラを出せば、みんな安心できるのよ。魔法少女が人間のままでいられると信じられるのよ!」

まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「出してよ! 早く! 私たちは、まどかはこれからも人間だと安心させてよ!」

さやか「ほむら!」

ほむら「出してよ! 出してよ! 出せ、出せ!!! 出せぇっ!!!」

杏子「ほむらーっ!!!」


(窓の外)

キリカ(赤いのが槍を出して、黒いのを攻撃したよ)

織莉子(まあ、物騒ね)

キュゥべえ「わけがわからないよ」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 23:10:54.07 ID:tcMwSxX90

空気浣腸をしてあげればいいんじゃないかな


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 23:14:24.32 ID:se5GtFbV0

ホムホム見てこれ思い出した

512 :名無しさん@恐縮です:2009/06/17(水) 17:07:32 ID:MjFxiNGBO
うちの娘3歳は俺がうんこしてると
ドアの外から
「とうしゃんうんこしてるの?ねぇみせて」
断るとドアにすがりついて
「みせてよぉ~」
と涙ぐむので可愛いものだと
苦笑して聞いていたのだが
最近では
「うんこみせろ!みせろ!みせろお!!」
叫びながらドアをバンバン叩くようになった

怖い


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 23:15:11.24 ID:7GhGrw8g0

ほむら「あ……がっ……ぐ……」

まどか「ひっ……」

さやか「杏子、あんた……」

杏子「うるせえ、錯乱したこいつが悪い」

マミ「トイレ……トイレに行かなきゃ……そしてね、オシッコをするの……ウンチだってしちゃうの……」

マミ「だって私、人間だもの……人間だから、オシッコもウンチも出るんだから……」

さやか「マミさん……うっ……」

杏子「なんで……なんでこんなことに……」



(窓の外)

キリカ(相変わらず、わけがわからないね)

織莉子(そうね。バケモノだろうと人間だろうと、愛する人と一緒にいることには変わりないのに)

キリカ(まったくだよ。私は織莉子と一緒にいられれば人間でもバケモノでも構わないよ)

織莉子(私も)

キュゥべえ「おや、君たちは魂まで悟ったのかい?」


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 23:22:18.46 ID:7GhGrw8g0

まどか「ごめんなさい……ごめんなさい」

ほむら「悪くない……まどかは悪くないの」

さやか「そうだよ。まどかは悪くない……よね」

杏子「ああ。こんなの、予想できる方がおかしいんだ」

マミ「……」

まどか「でも、でも……」


(窓の外)

キリカ(はて。何があったんだろう)

織莉子(わからないわ。キュゥべえは知っているの?)

キュゥべえ「まどかは願ったのさ。決して滅びないソウルジェムを」

キュゥべえ「まどかの膨大な因果はその望みを叶え、魔法少女はもう魔女にはならなくなった」

キュゥべえ「だけど、それはそもそも無茶な願いだったんだ」

キュゥべえ「まどかの願いは世界を買えたけど、法則自体は歪めるのが精一杯だった」

キュゥべえ「ソウルジェムの輝きは決して消えない。だけど、魂と肉体は永遠には適応できない」

キュゥべえ「人間の魂はやがて、生者であることをやめてしまう」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 23:26:47.11 ID:7GhGrw8g0

キュゥべえ「それはゾンビですらない」

キュゥべえ「排泄も補給もいらない。魔力あるかぎり生き続ける人間」

キュゥべえ「ソウルジェムが濁らなければ魔力は永遠に続く」

キュゥべえ「まずは肉体が、人間であることを止める」

キュゥべえ「次に精神が」

キュゥべえ「最後に、魂が」

キュゥべえ「巴マミは、頑張ったほうさ」

キュゥべえ「魔法少女でもない、魔女でもない、ましてや人間でもない」

キュゥべえ「魔力あるかぎり生き続けるただの存在」

キュゥべえ「耐えられる訳がない」

キュゥべえ「魔力が無限でも、精神は無限ではないのさ」


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 23:29:51.88 ID:7GhGrw8g0

キュゥべえ「まずは巴マミがこうなった」

キュゥべえ「次は誰かな?」

キリカ「私たちじゃないよ」

織莉子「ええ」

キュゥべえ「君たちは、君たちなりに防衛しているからね」

キリカ織莉子「うん。ええ」

キュゥべえ「二人分の魂を繋げても、どれだけ保つかは疑問だけどね」

キリカ織莉子「やってみるよ。やってみるわ」


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 23:32:23.15 ID:7GhGrw8g0

     終







 このオープニングから欝に持っていくのはしんどいので


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 23:32:36.86 ID:ToSvZku+0

おい


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/18(月) 23:42:31.46 ID:Gmol3gfr0

ブボボ(`;ω;´)モワッ




imuhoteppu at 23:12│Comments(0)TrackBack(0) SS 



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